6月例会は、上信越国立公園の一角を占める池の平湿原散策と篭の登山・水の塔山登山 でした。 6月7日(日)朝6:30参加者13名は、小型バスで桐生倶楽部を出発。高速道路を西 へと向かうと、やがて前方に白煙を棚引かせた浅間山を遠望。天気は晴れ。バスは順調に 進み、8:50予定どおり池の平に到着。初夏の日差しは強いが、海抜二千米の高原の風は さわやかで心地よい。池の平湿原は、花は少し早かったが、カッコウが美声で出迎えてく れ、シャクナゲやイワカガミを見る事ができ、気分の良い散策となった。
篭の登山登山口へ戻り、小休止の後10:00登山開始。東篭の登山は標高2227米で、標 高差は少なく、登山道も良く整備されており、新緑を楽しみながらの快適な登山が続く。 やがて視界が開けると、ひと登りで山頂に到着。そこは多くの登山者で賑わう明るい雰囲 気の山頂で、360度の眺望を楽しめたが、黒斑越しに噴煙を上げる浅間山の大きな山頂が 印象的であった。11:00、次の目標・水の塔山へ出発。適当なアップダウンと展望を楽し みながらの縦走となり、12:00山頂に到着。南向きの感じの良い山頂で、高峰温泉を眼下 に、小諸・佐久平を遠望しての楽しい昼食をとり、記念撮影後下山。直下の岩場は少々難 行したが、13:30全員無事高峰温泉着。
ここでの入浴は超満員のため、浅間山荘天狗の隠れ湯に変更。日本一赤茶色の湯で汗を 流し、15:00帰途に。上信越道が渋滞の為予定より遅れ、18:20桐生倶楽部着。天候に 恵まれ、全員が楽しんだ「山行」でした。 (岩崎・記)写真をクリックすると大きくなります。