歩く会10月「スリルと展望に魅了される・黒滝山」(西上州・群馬百名山)

10月18日、昨日の雨が嘘のように晴れ、山登りには絶好の天気になった。
参加者10名はマイクロバスで午前7時30分桐生倶楽部を出発、渋滞もなく黒滝山不動寺駐車場に午
前9時10分到着。
 黒滝山不動寺は千余年の歴史をかさね、関東の高野山とも言われる古寺。全員で本日の安全を祈願し
出発する。
 登り始めてすぐに最初の難関、馬の背渡りのナイフリッジの登高となる。かつて修行の行われた荒々
しい岩場で見るからにスリル満点、両側とも切り立った絶壁で全員真剣な面持ちで渡る。途中で景色を
見る余裕もなく、次から次へとあらわれる鉄梯子とクサリに取り組んでいった。いつの間にか出発した
お寺が下の方に小さく見え、全員絶景に喚声を上げる。
この先見晴台、観音岩(別名・五老峰)と登るが、西上州特有の岩峰でクサリ等身体を確保する物も
なく、岩にしがみついて景色を楽しんだ。
観音岩からの下りはガレ場で気の抜けない道だが、九十九谷(つくもだに)岩稜のダイナミックさに
驚き、また岩場に見える木々も紅葉し始め、素晴らしい景色を堪能した。
午後1時30分全員無事駐車場に到着。
標高870米の低山だがスリル満点のコースで高い山に登った趣があり、皆久し振りに登山を満喫した様
子。
帰りに下仁田温泉清流荘で汗を流し、午後4時すぎ全員無事桐生に到着。 (栗原 記)

案内パンフ.pdf





黒滝山不動寺

関東の高野山







最初の難関、馬の背渡り



スリル満点、両側とも切り立った絶壁



木々も紅葉し始め

九十九谷(つくもだに〉















素晴らしい景色を堪能

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