桐生倶楽部・歩く会 5月例会「白砂広がる山上・日向山」

 

 5月16日の桐生倶楽部歩く会は、山梨県の人気スポット「日向山」です。
 参加人員は、6名とさびしい限りですが、5時5分、桐生倶楽部を出発。圏央道から中央高速道・一般道を経て登山口の矢立石に向かうコース。天候に恵まれ、談合坂を過ぎた辺りから、新雪で雪化粧をした富士山が左の車窓から、見えた。北杜市に入り,間もなく登山口に着くころには、神々しい姿の甲斐駒ケ岳が、姿を現し期待に胸が膨らんだ。
 9時過ぎに、矢立石の駐車場に着いたところで、ちょっとしたハプニングがあった。狭い道沿いに、車が並び、マイクロバスが、Uターンできない。そうこうしているうちに、少し先に広いスペースが見つかり、事なきを得た。
 9時16分、登山口をスタート。登山道は広く整備され、広葉樹林の新緑の中を気持ちよく進む。1時間30分ほどで、樹林の中に三角点だけの山頂に到着。分岐へ戻り、樹林帯を抜けると、別世界が、私たちを出迎えてくれた。風化した花崗岩が林立し、白い砂地が広がる雁ヶ原(がんがわら)だ。この光景には参加者全員が、異口同音に歓声をあげた。
 八ヶ岳連峰から浅間、秩父の山々が一望でき、振り返れば雲間から覗く雪と岩の甲斐駒ケ岳は、目の前に大迫力でそびえている。ゆっくり昼食をとり、下山は錦滝経由のルートをとる。急斜面の下山となるので、慎重に歩を運ぶ。錦滝を過ぎてしばらく行ったころ、振り返ると甲斐駒ケ岳を覆っていた雲が消え、突き抜けるような青空の中に待望の駒ケ岳が眩いばかりのその姿を現していた。
 予定より少し早く車に着いたので、温泉に入ることにした。車で数分の尾白(おじら)の森名水公園ベルガにある尾白の湯。ここは広々した敷地内に施設が充実し、男性露天風呂からは八ヶ岳連峰が、女性のそれからは甲斐駒ケ岳がみえるという絶好のロケーションにあり、一同満足のいく温泉であった。天候・山・風呂に恵まれ、大変贅沢な時を過ごした1日であったことに感謝いたします。     (記 岸田)

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矢立石


登山道




山頂

雁ケ原


八ヶ岳


雁ケ原



錦滝


錦滝


尾白川林道


甲斐駒ケ岳


雁ケ原


雁ケ原


雁ケ原


雁ケ原


雁ケ原


日向山・ヘビイチゴ


日向山・タチツボスミレ


日向山・イチリンソウ


日向山・ヤブデマリ


日向山・ミツバツツジ


日向山・ミツバツツジ

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