「桜咲く太平山と「蔵の街」栃木市」
春だ桜だ 大平山で観桜を楽しみました 平成23年4月10日
未曾有の大震災から1ヶ月、被災された方々の大変さを思いながらも、漸く平常の生活を取り戻し、歩く会も2ヶ月ぶりの山行です。
今回は久しぶりにJRに乗り、太平山と栃木市の探訪です。計画停電や両毛線の一部不通等心配されましたが全線運行となり、4月10日朝7:39分参加者12名桐生駅を出発。8時30分大平下駅を歩き出し、まず大中寺へ。朝のうちは天気予報に反して曇天でしたが、途中桜や桃そのほか多くの草木が咲いて、のどかな里の景色を楽しみました。
古刹で小説に登場する大中寺にお参りして、急登の道を歩き、ぐみの木峠へ、そこから歴史ある太平山神社に行く。神社から少し下りた謙信平は関東平野を見渡せ、また桜の名所としても有名です。大勢の見物客で賑わっていましたが、残念ながら今年の寒さで、桜は二~三分咲き。ここの名物のタマゴ焼きを全員で美味しくいただいた後、麓のバス停迄歩き、近くの太山寺にある大きな枝垂桜がちょうど満開で、見事な桜を見ることが出来ました。
バスで栃木市内へ移動。巴波川に沿って“蔵の街遊歩道”を歩く。両岸の白壁土蔵が往時の繁栄を偲ばせます。今日の参加者に栃木市出身の方がいて、育った頃の街の様子を聞く事ができ、より身近に感じられました。“油伝味噌”に立ち寄り、素朴で懐かしい味の田楽をいただき小休止。午後3時過ぎ桐生駅に到着。春を満喫した1日でした。 (栗原 記)
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