2012.4.15 歩く会/西上州・稲含山

古代信仰の稲含山&小幡城下お花見


 歩く会4月例会は西上州甘楽町秋畑の稲含山(いなふくみやま・1,370米)に登った。4月15日6:30桐生倶楽部を集合出発。参加者9名は自家用車3台に分乗、太田薮塚IC、甘楽PA、富岡ICを経て、8:15甘楽町「神の池登山口」へ到着。
 身支度を整えて早速登山開始。登山口は標高1,070米で頂上迄の標高差は約300米、吾妻山ひとつ分の山行である。
 出発してすぐに「一の鳥居」、ここを右折して北ルートを10分程登ると「赤い鳥居」。ガイドマップでは鳥居峠と書いてあるが、訂正のカンバンがあって「茂垣峠」が正しいとのこと。
  標高が高くなると落ち葉の下には残雪が隠れていて、足元に注意を要する。鎖場の急登を登りきって9:20「下仁田稲含神社」に到着。さらに20米登ったところが山頂(1370米)。此処にも「下仁田栗山」のカンバンがある。快晴に恵まれ、西から順に八ヶ岳、浅間山、草津白根、谷川岳と360度の展望を楽しむ。
 下りは南側コースをとり、甘楽町「秋畑稲含神社」へ。稲含伝説に依れば、印度の女神(日本名・豊稲田姫)が口に稲を含んでこの山に降臨し、日本に稲作が伝えられたとのこと。創建は530年頃、古墳時代だそうだ。杉林の中をひたすら下って、10:40神の池に戻る。
 帰路、小幡城下「織田家七代の墓地」、この春開園したばかりの大名庭園跡「楽山園」、小幡の街を貫く「雄川堰と桜並木」などをたっぷり楽しんで14:30、全員無事に倶楽部へ帰着。春爛漫の山と桜を満喫した一日でした。(村田 記)

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