平成24年5月13日
赤城を正面に展望、黒保根町・栗生山
歩く会5月例会は赤城山の東に位置する栗生山(くりうさん/標高968米)に登りました。
朝6:30倶楽部集合、出発。R122・県道257を経て黒保根町・間々下橋先を左折、狭隘な道を3キロ進んだ終点が栗生神社の石鳥居。駐車場は車6台ほどのスペース。ここから170段の石段を登ったところが栗生神社。境内の登山口案内には標高640米の表示があって、頂上までの標高差は330米程、吾妻山ひとつ分の山行です。杉林をジグザグに40分ほど登ると頂上手前の展望岩に到着。真正面に赤城山、西遠方に富士山という眺めを楽しんで、8:20には頂上(968米)に到着。頂上付近には僅かながらミツバツツジが眼を楽しませてくれました。
小休止の後下山して神社を参拝。神社の草創は707年(飛鳥時代)とのことで、そんな昔から山奥の集落に神社があったことに驚きます。現在の神社本殿は1790年の建立で、新田義貞の四天王の一人・栗生頼方を祀っているそうです。本殿は黒保根出身の名工関口文治郎の彫刻に装飾された立派な建築物。関口は榛名神社、妙義神社、桐生天満宮の彫刻を手掛けたことでも有名な彫刻師です。境内には樹齢千二百年と云われる大杉があって、これは807年(奈良時代)に植えられたご神木、群馬県の天然記念物に指定されています。神社見学の後、10:30には倶楽部へ帰着。夫々自宅で汗を流して、16:30からのガーデンパーティーに参加しました。当日の参加者は7名。 (村田 記)
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