雲上の楽園 乗鞍岳(3026m)
定刻5時、本日の出席予定者21人全員揃い、バスは一路乗鞍に向かって、出発した。途中、横川・梓川サービスエリアで小休止し、畳平の駐車場に10時5分に到着。登山組と散策組に分かれ、登山組は身支度整えて25分過ぎ、山頂に向けてゴーとなった。心配された天気もまずまずで、時期的にあきらめていた高山植物もコマクサ・イワギキョウ・トウヤクリンドウ等登山者の目を楽しませてくれた。2700メートルを超えた登りは、平地に比べ酸素が薄く、一歩一歩かみ締めるように歩をすすめる。谷から上がってくる霧は、動きが激しく、時には視界を狭める。12時5分、山頂到着。遠望はきかないが、霧のあがった山頂はかなりの賑わいで、素早く全員の集合写真を撮った。それにしても山頂は、10数年前と大違いで、山ガールの出現で活気が賑わっていた。
下山路では、霧のベールに包まれていた乗鞍高原の鮮やかな緑が、今回の山旅に一花添えてくれた。また、松本付近から姨捨てサービスエリアにかけて車窓から見えるそばの白い花が、疲れた体を癒してくれた。
帰路、上信越自動車道で、事故渋滞に巻き込まれ、下道を通るハプニングに見舞われたが、予定通りの8時に桐生倶楽部に全員無事到着ご楽しさいっぱいの山旅を満喫・共有し、家路に急いだ。
(岸田記)
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