定刻6:00、全員揃って一路日光へ向かって出発。ルート122号を北上し、足尾に差し掛かるころから新緑が、一行を暖かく出迎えて、今日の山行への期待が一段と高まった。
昨日の雨で汚れの落ちた木々は、輝きを増し、淡いピンクの花をつけたつつじが目を楽しませてくれた。8時過ぎに、登山基地である中禅寺湖道路第2駐車場へ到着。身支度を整えて、残雪の日光白根山・皇海山の山並みをバックに集合写真。山道のあちこちに赤ヤシオの花が咲き、元気をいただいた。
半月山頂を右に見て、視界が開けた所が展望台になっている。ここからの景色は素晴らしく、右手に男体山、正面に日光白根山・錫ケ岳やや左に皇海山、一方下に目をやれば中禅寺湖に八丁出島が中央めがけて突き出て正に一幅の絵を見ているようで、十二分に大パノラマを満喫した。
二つの峠のあるコースは、起伏に富み、予想外に時間をとられたので、話し合いの結果、各自11時に折り返すことにした。阿世潟峠付近の山頂
からは、右手に緑深い山々、左手に足尾の鉱毒によるハゲ山と好対照な景観が横たわっていた。社山山頂は奥深く、何度もそれらしい場所を通過して、11時に山頂に到着した。山頂の景色は今ひとつで、北側は樹木で覆われ、何も見えなかった。
参加者全員、大満足なコースなので、時間にゆとりを持って再挑戦したいと思っている。 (岸田信克 記)
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