ページ 1 | ページ 2いつもより早い定刻4時45分に全員集まり、木曽駒ケ岳に向けて出発。高速道を乗り継いで駒ヶ根の菅の台バスセンターで登山靴に履き替え、専用バスに乗り、しらび平駅に予定時刻より40分ほど早く到着。そこから30分に1本の通常運行のロープウェイに乗り替え、千畳敷駅に9時40分に着いた。
ここで登山組13人と自然探勝組9人に別れた。千畳敷から駒ケ岳に続く登山路の辺りは、千畳敷カールと呼ばれ、夏の高山植物のコバイケイソウ・コイワカガミ・クロユリ・ツガザクラ等が咲き乱れ、お花畑の名にふさわしい景観を呈していた。7分30秒で2612mの天上の楽園に普段着で行ける千畳敷は、夏のシーズン観光客でごった返し大変な賑わいを見せる。
千畳敷カールを過ぎると道は登山路に入り、さわやかな空気を吸い込んで気持ちのよい歩行を続けること小1時間、山頂の駒ケ岳神社に着いた。山頂の眺望は、雲のため遠望はきかなかったが、近場ははっきり見え、高山としてはまずまずの天気。食事を済ませ、神社に一行の無事を祈願して、下山となった。
千畳敷駅に13時40分に着いた。溢れる人を掻き分け、整理券をもらおうと係員に近付こうとした時,先に付いた探勝組のものがみんなの整理券を貰ってくれていて、大いに助かった。
後でわかったことだが、この時間帯ロープウェイは、臨時運行に入り、9分間隔で客を運んでいたが、客を捌き切れず、時機を得た行動により1時間40分の短縮につながった。夏休み・日曜日の上信越道は渋滞続きで、帰着は予定時間より1時間超の遅れとなった。参加者全員が、大変贅沢な時間を共有できた1日となった。(記 岸田)
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