桐生倶楽部「歩く会」4月例会「吾妻耶山」

群馬百名山の大峰山、吾妻耶山に登る歩く会4月例会

 桐生倶楽部歩く会4月例会は、大峰山、吾妻耶山の縦走です。参加者8名、定刻6時に集まり出発。北関東道から関越道と高遠道を乗り継いで、予定より少し早く登山口に到着。歩き出して問もなく登山道は真っ白な雪道に変わり果てしなく続いていた。

 一面の雪に覆われた登山道はルートファインディングが難しく、何度かルートを探してさまよった。

 そんな折、古田(光)さんが持参したGPSに大いに助けられた。GPSとは、人工衛星が発する電波によって受信者の現在地を特定する機器で、山においては現在地と登山ルートとの位置・方角・距離等を示す。ス牛―場の大雪原を縦断し登りつめた吾妻耶山山頂は、眼前に谷川連峰、右に尾瀬の至仏山、上州武尊山、左に上越国境の山並が快晴の青空の下、神々しく白く輝き、それまでの疲れを一気に癒してくれた。最高の条件で見た谷川岳の光景は、終生忘れられない宝物になるでしょう。

 続いて電波塔で有名な犬峰山に登り、下山した。帰途、近くの日帰温泉・真沢の森で汗を流し、4時過ぎの帰着となった。参加者全員満足のいく山行であったが、今後の桐生倶楽部歩く会を考える時、GPSの導入を前向きに検討させるきっかけを与えてくれた忘れられない例会になった。(岸田 記)


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