桐生倶楽部「歩く会」1月例会「新年吾妻山登山」

 今年も昨年と同じく雲一つなく晴れ渡り、しかも無風の1月11日(日)の朝9時30分に吾妻公園駐車場に集合。参加者は合計14名(内女性3名)である。
 新年の挨拶と準備体操を済ませて出発。中間点の鳶(とんび)岩に達する迄に、早くも下山して来る人々と行き交い、言葉をかけあう。緩やかな鞍部をゆったり歩いた後、最後の険しい岩道をよじ登って尾根に出ると、樹木の間に雪渓の白く輝く赤城山が正面に姿を現す。
 10時30分に男吾妻山頂(491m)に到着。先客は20人程度。秩父連山の背後に富士山が純白の頭をくっきりと突き出している。東京方面は低い白雲に覆われ、この季節によく見えるはずのスカイツリー、東京タワーと高層ビル群は隠れていた。標識を入れて記念撮影を済ませて下山開始。女吾妻山頂(480m)は木陰のため4℃と冷蔵庫並みの温度であった。ここからきつい階段道道を村松峠まで下り、さらに暗い杉林の間の荒れた急な細道を慎重に降りて村松沢に出会うと、道は緩やかになって程なく車道に出る。
 12時に「そば一」に到着して、恒例の新年会を開いた。冷たい飲み物が喉を快く潤した後、そばと天婦羅を賞味し、1時半に散会。無風の暖かな日射しをたっぷりと浴びて心地よい汗をかき、満ち足りた気分で家路についた半日であった。(山口記)

 


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