12月例会 東京

小金井公園、雨の散策 12月の歩く会、パスの旅

毎年恒例の東京近郊のパスの旅、歩く会の一年の締めくくりです。雲が重くのしかかっていたので少し天気が気になりましたが、朝7時総勢18人で小型バスにて出発、予定より少し早く小金井公園・江戸東京たてもの回に到着しました。
ここは平成5年に東京都が江戸東京博物館の分館として開園した野外博物館です.
 広い小金井公園内に江戸時代から昭和初期までの貴重な文化遺産である建造物が復元、移築されています。高橋是拵邸や下町と山の手の街並みがわずかに残った紅葉と小雨の中に立ち並んでいま
した。
 一時、江戸・明治・大正・昭和とタイムスリップをしたような時を過ぎると次は浮岳山昌楽院深大寺を詣でました。天台宗で本尊は阿弥陀三尊像で東京都では浅草浅草寺に次ぐ古利だそうです。
集合写真を拐りお参りをしているうちに丁度お腹も空いてきたところで深大寺そぱを頂くことにしました。辛いものが好きな人は地酒を頂き、おそぱだけでは物足りない女性陣は匂いに誘われるままにおそぱやさんを後にしました。腹ごしらえをした後は5分程度バスに乗り神代植物公園を散策です。
 武蔵野の面影が残る園内には約4800種類、10万本株の樹木が植えられているそうです。小雨に濡れた落葉を踏みしめながら歩いて行くとダ リアが咲いていました。ダリアは夏のものかと思 っていたのですが寒い季節にも負けずに一つふた つと数える程度でしたが咲いていました。次に目 に入ったのはバラでした。色とりどりのパラが数 は少ないですがきれいにしやんと咲いていました。 午後は中村研一記念小金井私立はけの森美術館 で生誕100周年串田孫一の世界をひとしきり堪能しました。はけの森の「はけ」とは小金井町の 南部を東西に延びる崖のことだそうです。中村研 一は洋画家で戦争画の大家です。串田孫一は詩人 であり哲学者であり、随筆家であり画家でもある そうです。展示されていたのは子ども向けの絵本 の「ひとりでやまにいったケン」のやさしくかわいらしい原画と文芸誌「アルプ」の表紙桧で癒されてきました。本日の予定コースはスケジュール 通りに運びいよいよ帰路につきました.                  (武井記)

 

 


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