吾妻山へ初登山 歩く会 新年顔合わせ
年末から続く晴天無風の登山日和に心躍る１月 １０日朝．９時２５分に吾妻公園駐車場に集合。 参加者は昨年と同じ14名(内女性５名)である。 駐車場前の白梅が早くも開花している。新年の挨 拶と準備体操を済ませて出発。
哲学の道沿いには赤ツツジが一輪ぽつんと狂い 咲いている。中間点の薫（とんぴ）岩に達する前 にも、元気よく下山して来る生徒たちの集団と何 度も行き交う。緩やかな鞍部を一息入れながら進 んだ後、最後の険しい岩道をよじ登って尾根に出 ると、一面の樹間に無雪の赤城山が姿を現す。
１０時３０分に男吾妻山頂（４９１ｍ）に到着。 先客は３０人程度で賑やか。山頂の標識につけら れた温度計は１３℃を指し、風は殆どない．遠く 秩父連山の背後に富士山が純白の順をどっしりと 突き出している．東京方面には白雲が低くかかり この季節にしぱしぱ見えるスカイツリー、東京タ ワー．高層ピル群はその下に隠れている。
記念撮影を済ませて下山開始。きつい階段道を 村松峠まで下り、さらに緑の大きな羊歯が点在す る杉林の間の急な細道を慎重に降りて村松沢に出 合うと、道は緩やかになって程なく林道に出る。 道端の猪よけの柵が倒されている。
１２時に「そぱ一」に到着して、新年会を開い た。冷たい飲み物で喉を潤した後、漬け物と天婦 羅、そぱを賞味、懇談し、1時半に散会。この会 場は今年が最後になるということだ。快い疲労感 を覚えつつ、無風の暖かな日射しのもとを家路に ついた。（山口記）
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