桐生自然観察の森から吾妻山へ

 桐生倶楽部・歩く会2月例会は第3日曜日の2月19日に川内の「桐生観察の森」を散策し、吾妻山から鳴神山へ行く「関東ふれあいの道」を経由して吾妻山へ行くコースです。
 桐生駅北口10時7分発の名久木行きのバス乗り込みました。小さなかわいいバスです。会員7人と何人かの地元の人で座席はいっぱいになってしまいました。青空の中、バスは快適に進み、約15分で「観察の森」に到着、2人の会員と合流し総勢9人になりました。広場ではバードウォッチングを楽しむ人達で大変なにぎわいでした。
 ネイチャーセンターの入り口にはレンジャーの方2名が待っていて下さいました。コブシの木とトチノキの新芽が膨らみフクジュソウがきれいに咲いて春が近いことを感じました。
 桐生自然観察の森は自然に触れ、親しみ、考えるために平成元年に開設された施設です。約20ヘクタールの敷地の中に雑木林や沼、沢などがあり、自然観察しやすく園路や観察舎が作られています。中心にはネイチャーセンターがあり職員が常駐し、自然情報の収集と提供を行っているそうです。
 園内を回るコースは幾通りもあるようですが、私たちは「あかまつの道」をゆっくり登り、「ノスリの丘」を抜けてノスリ観察舎で一休みしました。
 レンジャーの方からは自然の中ではゆったり歩いたり、考えたり、感じたり、味わったり、自然の中での過ごし方を提案してもらいました。今はまだ一面枯葉だらけですが山が緑になったらまた訪れてみたいと思いました。
 レンジャーの方たちとは「ノスリの丘」で別れて吾妻山に向かいました。
 静かな日差しの中を歩いて来ましたが「関東ふれあいの道」を抜けるころには、強い風が出てきて吾妻山に向かうのはとても困難になり、予定を変更して村松峠から下山することにしました。
 村松峠は1月にも通ったばかりの慣れた道ですが急な坂道。慎重にゆっくりと下り、本日の昼食を予定している「万来軒」に向かいました。喉も乾きました。
 冷たい飲み物とおいしい中華料理を賞味しながら本日の反省を兼ね歓談し、無事に下山できたことに感謝をして、午後2時頃解散しました。 (武井 記)

 


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