桐生倶楽部歩く会「 紅葉の安達太良山を楽しむ 」

 10月の例会は1日福島県にある日本百名山の安達太良山登山です。
 朝5時まだ暗い中参加者13名、バスで桐生倶楽部を出発。二度サービスエリアで休憩し、8時30分奥岳温泉駐車場に到着。
 今日は雲一つない最高の登山日和になり、早くもロープウェイの乗り口は長蛇の列ができていました 。
 安達太良山は紅葉の山として有名で、例年よりも早く紅葉が進んでいて、頂上付近は見頃を迎えている様子、皆さん期待が高まります。ロープウェイを降り、9時15分大勢の登山者の列に入り薬師岳を出発。整備された木道を歩くが、途中から徐々に傾斜を増し、歩きずらいガレた道となる。混雑と悪路の為時間がかかってしまったが、やがて前方に乳首山と呼ばれる山頂部の岩峰が大きく迫ってくる。
 11時15分、直下の岩場を登り1,700mの頂上に立つと、遮るもののない360度の眺めが広がります。東北の山々が美しく、胸の空く胸のすく様な山岳風景を楽しめました。 
 昼食後11時55分に下山開始。下りはルートを変えて、くろがね小屋経由でロープウェイを使わずに奥岳温泉に戻ります。ここから牛の背までの西側は今までの景色とは一変し、三方を岩壁に取り囲まれ月面のクレーターを彷彿させる火口底の沼の平がはるか下に見えます。登りの紅葉とこの荒涼とした風景の対比がとても強烈で、安達太良山を我々に強く印象付けました。
 くろがね小屋まではガレ場の急坂が続き、景色を見る余裕もありません。13時30分くろがね小屋到着。ここから奥岳温泉迄もまだ距離があり、約2時間近くかけて下りました。
 予定より遅れていましたが疲れを取りたいとの事、時間を30分に短縮して入浴。見晴らしの良い大きい露天風呂でリフレッシュ出来、19時30分桐生倶楽部帰着。
 全員無事で思い出に残る楽しい山行となりました。 (栗原 記)

 


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