11月歩く会 
                                                            眺望と紅葉の鳴神山


眺望と紅葉の鳴神山 11月は地元の鳴神山に登りました。
鳴神山はカッコソウが地球上に唯一自生していて、また、981mと低山ながら沢あり、岩場ありの変化に富んだ山で人気があります。  
今日の参加者は5名、桐生駅から市バスで1時間かけ川内の終点吹上迄行く。登山口の駐車場はすでに満車で、他県ナンバーも数多く駐車していました。薄日が差す天気のなか全員元気に出発。  
ここから山頂まで登山道に沿って、綱で囲った場所が数多くあります。案内板によると、これは鹿等の食害から国内希少植物種に指定されているレンゲショウマやカッコソウなどを守り育成する、保護ネットと記されていました。
確かに登山道の左右の斜面にはほとんど草が生えてなく、食害の凄さを実感しました。
多くの人の活動に支えられ、希少植物が守られていることを知り、鳴神山の自然を守る人達のご苦労に感謝です。  
約2時間かけて頂上直下の雷神岳神社に到着。一息いれ主峰の桐生岳(981m)に登る。ここからは360度景色が見渡せ、今日も南に関東平野が広がり、北には日光白根山、男体山、皇海山、赤城山の日本百名山が見え素晴らしい景色でした。  
鳴神山は双耳峰で、昼食後もう一つの仁田山岳に寄って下山開始。この時期、登山道は落ち葉で埋もれていて滑りやすく、慎重に下ります。予定していた吹上発13:40のバスに乗り、桐生駅に無事戻る。  
鳴神山の晩秋の自然と眺望を満喫した登山でした。         
(記 栗原信治)

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