桐生倶楽部歩く会3月例会 

桜の名所太平山を訪れる

令和3年3月28日

 3月の歩く会は桜で有名な栃木の大中寺、太平山を訪れました。ここは10年前の4月10日に訪れています。
 その時は2~3分咲きで、大変寒かった記憶があります。しかしここ数年桜の開花が早くなっているので、今年は3月中の山行にしました。
 28日7時30分参加者7名、車で桐生俱楽部を出発。前日まで良い天気が続いていましたが、今日は一転曇り空で昼頃から雨の予報。予定を早めての山行となりました。
 8時30分太平山山麓の大中寺に到着。上杉謙信の叔父が住職を勤めた記録があり、また小説にも登場する12世紀創建の有名な古刹です。境内では大きな白色の桜、うすピンクのソメイヨシノそして濃いピンクのしだれ桜が満開で、3色の取り合わせがとても綺麗でした。ここからぐみの木峠まで登りが続きます。以前の大雨の影響でしょうか、登山道が荒れていて、歩きにくく、このルートは今はあまり使われていない様子です。
 9時40分ぐみの木峠に到着、しばし休憩。ここから太平山迄は平坦な尾根道になります。
 歩き始めて暫くすると雨がぽつぽつ落ちてきたので、太平山山頂には登らず、太平山神社へ急ぐ。太平山神社は9世紀に創建され「天下太平を祈る社」として、古くから信仰をあつめています。境内には本殿のほか多くの神社があり各々ご利益があるとのこと、我々参加者も順にお参りをしました。
 そこから近くにある桜の名所の謙信平に向かう。ここは関東平野が一望でき、上杉謙信がその眺めに感歎したと言い伝えがあり、謙信平と呼ばれるようになったとのこと。曇り空のため残念ながら眺望は期待外れでしたが、桜は7~8分咲きの大きな木がたくさんあり、とても素晴らしい景色でした。桜の下で昼食をとり、11時30分謙信平を出発。予定より早く13時前に桐生俱楽部に到着しました。    (栗原信治 記)

 

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