5月歩く会例会は、熊鷹山・根本山へのハイキングです。朝7時全員揃っての出発。
コースは佐野からみどり市東町へ抜ける作原林道の峠を登山口として、水平道を十二山に登って根本・熊鷹山をピストンして帰る予定でした。
林道に入り、ほどなく立入禁止の車止めが目に入りました。見ると、土砂崩れによる復旧工事で、6月までかかるとのこと。急遽予定を変更して、佐野市内から熊鷹山へ直登するコースに。
道中あちこちに「ヤマビル注意」の立札が立っていた。清流の沢沿いの道は、前夜来の雨と高温とがヒルの動きを活発にさせたのか、全員がヒルの洗礼を受けた。
但し、ご安心ください。一人も血を吸われた人は、いなかったことをご報告申し上げます。
沢を離れてしばらく登ると、ピンクの可憐な花が一行を出迎えてくれた。ヤシオツツジである。
熊鷹山は知る人ぞ知るツツジの名山で、山頂付近のツツジの群生の満開を想像すると、自然と足早になる。ヤシオツツジの満開を過ぎる辺りから上がっていくにつれ、膨らんだツツジのつぼみが目立つようになった。
ついた山頂は、ようやくツツジの開花が始まったところで、改めて満開登山の難しさを思い知らされました。
春の日の爽やかな風を感じながら、食べる山頂でのお弁当のおいしさは、格別である。時間の経過とともに乾いてきた下山道には、ヒルの姿は見えなかった。今回は、終生忘れられない例会になった。 (記 岸田信克)
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