歩く会6月例会「 ツツジ咲く赤城山の荒山・鍋割山 登山 」

 6月の歩く会例会は、赤城の荒山・鍋割山です。朝7時、全員集合で桐生倶楽部を出発。荒山高原最寄りのひめゆり駐車場は、8時少し前の到着なのに既に一杯で、人気の様子が伺えます。程なく荒山高原目指して出発。木の階段の続く登山道に辟易した頃、ピンクのテープに魅せられて気づかぬうちに一般道を逸れて歩いていました。
 上級者向けのバリエーションルートは、斜度がきつく一行を悩ませました。悪戦苦闘しながらなんとか山道に着くと、そこは荒山高原から荒山へのルートの中間で満開のツツジが私たちを出迎えてくれました。
 新緑の木々の間からヤシオ・東国三つ葉・山・どうだんのそれぞれのツツジが、今を盛りに咲き競い崇高な自然芸術の世界へ誘ってくれます。元女子山岳会長さんが、花の名山紹介の欄で荒山~鍋割山のコースを一推ししていたのも頷ける光景でした。
 急な岩場を過ぎると、荒山山頂です。天気の心配があるので、足早に鍋割山に向かいます。荒山高原手前から雨が降り出しました。谷筋見渡すと低くたれ込めた雲が綿のように浮かんでいて、非日常の絵を現出します。40分ほどなだらかな山道を歩くと鍋割山山頂です。
 大勢の登山客が、広い山頂を埋めつくしていました。ここで昼食をとり、下山。桐生の到着は、2時前の早い帰りとなりました。  岸田信克 記

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