7月歩く会例会

令和3年7月25日

 年間計画では7月は長野県の車山高原に登る予定でしたが、新型コロナウイルス感染防止対策で県境をまたぐ移動の自粛要請もあり、今回は草津白根の芳ケ平湿原~チャツボミゴケ公園を歩く計画に変更しました。ここは上信越国立公園にあり、2015年ラムサール条約湿地に登録された国際的に重要な生態系が存在している場所です。
 25日朝6時参加者15名はバスで桐生倶楽部を出発。坪井理事長にも参加していただきました。
 草津を過ぎてしばらくすると、進行方向右側に白茶けた山肌が特徴の湯釜見えてきます。今日はこの白根山の北側の沢を歩く予定です。2,172mの国道最高地点を通り、9時過ぎに、渋峠に到着。標高2,152mのここから、チャツボミゴケ公園(1,250m)迄約9キロを下る計画です。天気は時々薄日が差し、涼しい風が吹く真夏の山行にはとても良いコンデションです。
 全員で記念写真を撮り、柔軟体操をして出発。
最初に芳ケ平湿原(1,832m)迄下ります。歩き出すと、悪いことに前日まで夕立が続いた為、登山道は水路のような状態で非常に歩きにくく、また段差の大きいところもあり、木道もとても滑りやすく、悪戦苦闘の連続です。予定より1時間遅れの11時50分芳ケ平湿原に到着。悪路の上に外出自粛の為の運動不足もあり、皆大分疲れた様子。世話人で相談して、残念ですがチャツボミゴケ公園を訪れるのは次の機会にし、一番早く着くコースに変更。このルートは今までと異なり、木道も整備された歩きやすい道でした。4時過ぎ最終グループも国際草津スキー場の駐車場に到着。
 今回は悪条件が重なった事もあり、タフな山行になってしまいましたが、7時桐生倶楽部に全員無事到着。大変お疲れ様でした。 (栗原信治 記)

 


写真をクリックすると大きくなります。


































戻る