歩く会 2019年5月例会

ツツジと山桜咲く前日光高原の牧場から横根山、井戸湿原、方塞山


 桐生倶楽部を7:00に出発。総勢9名(男6、女3)と運転手の竹内さんである。雲がたちこめていたが、新緑が目にしみる渡良瀬渓谷を走り、8時半に日光ハイランドロッヂに到着。
 登山靴の紐を締めて9時に歩行開始。広く平らな道を散歩の気分である。曇り空で遠景は煙っている。その中で大きな男体山、真っ白な雪を冠る白根山、三角形の皇海山などが視野に入る。展望台の傍の岩の形から名付けられた象の鼻展望台から道は下りになって井戸湿原の木道を30分歩く。湿原と言っても水は少ない。間もなく横根山への登りにかかる。周りのツツジは、赤、白、紫、黄と桐生の水道山より多彩である。しかし赤はまだ蕾の状態である。最後の急な階段を登りきると横根山頂(1,373 m)に到着。雑木林に囲まれて眺望は効かない。枝の間に真っ白な白根山が望まれるだけである。
 グループはここで二つに分かれる。4人は牛が一匹も見当たらない牧場の白い柵に沿ってロッジを見下ろして一旦下り、頂上に電波塔の立つ方塞山(1,338 m)を目指す。他の6人はハイランドロッジに直接下る。12時にロッジに到着、天ぷらやニラのそばを味わう。食後ゆっくり休憩している時に登山組が予定より早く、1時半に戻ってきた。2時にバスが出発した。2時半に国民宿舎河鹿荘に着いて,新装なった温泉で大きなガラス窓から赤いツツジを見下ろしつつ、湯にゆっくりと浸った。ビールで喉を潤して3時45分に発車、5時10分に桐生倶楽部に帰着した。   (山口一郎 記)


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